令和元年11月分八日会結果報告 ※水墨画講演会開催
令和元年11月分八日会は、恒例の講演会で、下記の通り開催した。
1.日 時 令和元年11月8日(金) 19時から
2.場 所 小倉リーセントホテル
3.参加者 25名(内13名有信会会員)
4.講演者 水墨画の「岡村 南紅」(南北墨画会会長)先生 テーマは「人生を心豊かに」
5.内 容
「岡村 南紅」先生の略歴
・1948年 福岡県小倉市(現在北九州市小倉北区)に生まれる。
・1967年 県立小倉西高校卒業後、安川電機に就職。
その間、地元の書道家に書道を学び。
退職後、カルチャーセンターで油絵、デッサン、水墨画を学ぶ。
・1981年 小倉美術学院で斎藤南北先生に師事し、水墨画に出会う。
・現在、斎藤南北先生亡き後、西日本墨技学院院長及び南北墨画会会長を務める。
・61歳から武蔵の美術大学通信で5年間学ぶ。
〇講演会(一部:講座)
・私は、いつしか人生を心豊かにしてくれるものは、芸術だと思うようになりました。
・以前から、「仕事を辞めた時に、何をするか」「心を豊かに、人間として素晴らしい人生を送りたい」と思ってきました。そして、地元の書道家に書道を学び、カルチャーセンターで油絵、デッサン、水墨画などを学び、その中で出会ったのが、水墨画でした。
・水墨画は、ほかの絵画と違って、禅の心にも通じる最も心象性の強い絵画といえます。
・水墨画は奥が深く、絵に人間味が出てきます。そのため、毎日の訓練が必要です。
・水墨画を学ぶと、例えば、旅行に行ったときなど、今まで何となく見ていた風景が、真剣に見るようになってきます。
・最近、カルチャーセンターで学ぶ人(人材)が少なくなってきています。水墨画を学ぶ人も少なくなってきています。何とか、この水墨画の良さを後世に引き継いでゆきたいと思っています。
・皆さん!! 特に、定年退職後は、「人生心豊かに」、何か芸術を学びましょう!!
〇講演会(二部:実演)
・実際に、即興で、水墨画を描いていただき、4作品を描き上げていただいた。(4作品とも、素晴らしい出来栄えであった)
〇懇親会
懇親会の冒頭、日向支部長の挨拶と、講演いただいた「岡村 南紅」先生への謝辞、そして、乾杯で懇親会をスタートした。
・日向支部長からは、水墨画の歴史や岡村先生の水墨画に出会った経緯をなどをお聞きして、水墨画の良さと奥深さなどを知り、そして、いろんな面で心豊かさを広げるためには、芸術に興味を持つことだと思いました。また、水墨画を実際に実演していただいたことは、非常に素晴らしかったと思います。素晴らしいご講演、有難うございました。
・また、岡村先生と共に、数名のお弟子さんに残っていただき、更に、水墨画の内容をお聞きすることが出来ました。
・最後に、宮熊顧問による一本締めで、11月八日会を締めくくった。
以 上
・櫻井理事の司会進行で講演会をスタートさせた。 |
・講演する「岡村 南紅」先生① |
・講演する「岡村 南紅」先生② |
・実演する「岡村南紅」先生
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※岡村先生が即興で描いた4作品
・懇親会冒頭挨拶する日向支部長 |